昨年秋のFIFAサッカーワールドカップに引き続き、WBCでのサムライジャパンの大活躍と三度目の世界一は、コロナの長いトンネルを抜け出しつつある社会に大きな夢と感動をもたらし、人々は改めてスポーツの底力を実感しています。
私たちの競技に目を転ずれば、昨年は国体皇后杯優勝に引き続き、世界体操競技選手権大会の女子種目別平均台において、中京ジムナスティッククラブの渡部葉月選手が初出場初優勝を飾るなど、実り多い一年となりました。
また三月には、半世紀の伝統を誇る「健康のための体操発表会」を4年ぶりに開催することができました。ドルフィンズアリーナに集まった1500人の参加者が生き生きと躍動する姿に、体操が健康や生きがいに寄与する役割と、健康を希求する人々の熱意を改めて確認することができました。
さて、七十有余年の歴史を有する愛知体操協会は、日独対抗競技会(1953)、日ソ対抗体操模範演技会(1961)、中日招待チェコ日本体操演技会(1965)、中日カップ国際体操競技大会(1970年創設、後の豊田国際体操競技大会 )、ブラザーカップ国際新体操演技会(1982)を主管し、地域社会に体操の魅力を発信してきました。更には指導者の皆様の献身的な御努力が実を結び、国際大会で活躍する選手をはじめ幾多の優秀選手を輩出するとともに、学校部活動、地域のクラブやサークルでの活動を通して体操愛好者を育ててきました。
これらの実績を継承し、本県における体操の普及発展をよりよくサポートする体制を整えるべく、本年度から法人格を取得して 、一般財団法人愛知体操協会として新たなスタートを切ったところです。皆様には、今後とも御理解と御協力をよろしくお願い申し上げます。
令和5年度は、感染防止のための様々な制約が徐々に緩和され、ほぼコロナ前の環境に戻りつつあるなかでシーズン開幕を迎えます。 皆様には十分な感染防止対策を講じられ、コロナに負けずに体操と親しんでいただくことを期待して、ごあいさつといたします。
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